以下の設定を確認してください。
画面データの設定
[システム設定]→[ハードウェア設定]
- [接続機器選択]→[機種:QnH(Q)シリーズ(Ethernet)]を選択
- [接続機器選択]→[接続先ポート]で以下を選択
V10/V9の内蔵LANポートと接続する場合:[LAN]を選択
(拡張有線LAN I/Fありタイプは[LAN2]も選択可能)
V10/V9のEthernetユニット(CUR-03)と接続する場合:[LANユニット]を選択
- [PLC1 プロパティ]→[接続先設定]→[PLCテーブル]にPLCのIPアドレスとポートNo.を設定
* 後述のPLCで設定するIPアドレス、ポートNo.と合わせます。
- [PLC1 プロパティ]→[接続先設定]→[接続先]に、接続するPLCをPLCテーブルに登録したものから選択
(1:1接続時のみ有効)
PLCの設定
ラダーツール[ネットワークパラメータ]で設定する
ネットワークパラメータ
ネットワーク種別:Ethernet
動作設定
IPアドレス 他を設定
ポートNo.の設定
相手機器を問わない「自動オープンUDPポート」とコネクションを確立した相手機器とのみ通信を行う「オープン設定」によるポートNo.設定の2通りの設定があります。
- 自動オープンUDPポートの場合
ラダーで変更します。初期値は5000(DEC)です。
- オープン設定の場合
「ネットワークパラメータ」の「オープン設定」
プロトコル | UDP |
固定バッファ | 送信/受信どちらも可 |
固定バッファ交信手順 | 手順あり(MCプロトコル) |
自局ポート番号 | PLCのポートNo.を設定 (画面データ設定の[ハードウェア設定]図のオレンジ枠と 合わせる) |
交信相手IPアドレス | V10/V9のIPアドレス |
交信相手ポート番号 | V10/V9のポートNo. (画面データ設定の[ハードウェア設定]図の青枠と 合わせる) |
V10/V9のIPアドレス
画面データで設定する場合
[システム設定]→[Ethernet通信]→[自局アドレス]→[LAN]タブ→[IP設定を行う]にチェックし、IPアドレスを設定します。
ポートNo.は初期値の「10000」のままにします。
(モニタッチ間の読書き(EREAD/EWRITE)等を行う場合のポートで、PLC 通信には関係ありません。)
V10/V9本体で設定する場合
V10/V9の[ローカル画面]→[LAN設定]メニューで、IPアドレスを設定し、画面右下の[適用]スイッチで確定します。
サービスポートは初期値の「10000」のままにします。
(モニタッチ間の読書き(EREAD/EWRITE)等を行う場合のポートで、PLC 通信には関係ありません。)
V10/V9 ローカル画面
- V10/V9のローカル画面で設定を変更すると、V10/V9で変更した内容が優先されます。
ローカル画面の[LAN設定]メニューと[通信設定]メニューに表示される内容が、設定通りか確認します。
画面データの設定に戻す場合、[画面データの設定に戻す]スイッチを押して、画面右下の[適用]スイッチで確定します。
([通信設定]メニューでは、[画面データの設定に戻す]スイッチを押下後、[全て戻す]スイッチを押してください。) - ローカル画面の[I/Oチェック]メニュー→[ネットワークテスト]で、PLCのIPアドレスに対してネットワークテストができます。
ネットワークテストについて、詳しくはこちらを参照してください。
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