画面データの設定によって、対処方法が変わります。
以下の設定を確認してください。
設定箇所:
V-SFTの[システム設定]→[本体設定]→[SRAM/時計]→[内蔵時計を使用する]
チェックあり・・・Vシリーズの内蔵時計を使用
チェックなし・・・PLCの内蔵時計を使用
【[内蔵時計を使用する] チェックあり】
<原因>
- 本体の電池がセットされていない。
- 電池が切れている。
- Vシリーズの内蔵時計が正しい日付/時間に設定されていない。
<対処方法>
- Vシリーズ本体裏面の電池ホルダに電池がセットされているか確認してください。
- 電池が切れている場合、本体の[ローカル画面]の右下に「電池交換が必要です」と表示されます。電池を交換してください。
- Vシリーズの時計修正方法は2通りあります。以下の手順で行います。
- 方法1 [ローカル画面]での修正
[ローカル画面]→[日付時刻設定]で現在の日時を設定してください。
- 方法2 マクロコマンドでの修正
時計修正画面を作成する必要があります。
使用マクロコマンド・・・「SET_SYS_CLND」
マクロコマンドについて、詳しくは『V10/V9/X1シリーズ マクロリファレンス』を参照してください。
- 方法1 [ローカル画面]での修正
【[内蔵時計を使用する] チェックなし】
PLCの内蔵時計を使用しています。
<原因>
- PLCの電池がセットされていない。
- PLCの内蔵時計が正しい日付/時間に設定されていない。
<対処方法>
- PLCの電池をセットします。
- 設定方法は2通りあります。
- 方法1 PLCソフトと[カレンダ読込デバイス]での補正
PLCのソフトを使用して、PLCカレンダメモリを補正します。
(PLCの補正方法は、各PLCのマニュアルを参照してください。)
Vシリーズには、[カレンダ読込デバイス*]をON( 0 → 1 )で読み込みます。
*カレンダ読込デバイスはV-SFT-6で設定します。
【設定箇所】
[システム設定]→[ハードウェア設定]→[制御エリア]→[カレンダ読込デバイス - 方法2 マクロコマンドでの修正
マクロコマンド「SET_CLND」を使用してPLCのカレンダを補正します。
例:2014年4月1日 10時40分00秒 ⇒ 2014年4月20日 12時00分00秒 に書き換える
- 方法1 PLCソフトと[カレンダ読込デバイス]での補正
- カレンダ設定画面を作成する。
以下のパーツを配置
・テンキー
・数値表示「機能:入力対象」
($u0~$u5)
・スイッチのONマクロ
「SET_CLND 」
・時間表示またはカレンダ - テンキーを使い、年、月、日、時、分、秒を順に入力後、スイッチを押し、「SET_CLND 」を実行する。PLCのカレンダが書き換わる。
2014年4月20日、12:00:00に設定
年:$u0 = 2014
月:$u1 = 4
日:$u2 = 20
時:$u3 = 12
分:$u4 = 0
秒:$u5 = 0
VシリーズからPLCのカレンダが読み出され、Vシリーズのカレンダも書き換わる。
* PLC2~8のカレンダ補正には、以下のマクロコマンドを使用します。
・「PLC_CLND」・・・PLCのカレンダ書き換え
・「SET_SYS_CLND」・・・Vシリーズのカレンダ書き換え
詳しくは、『V10/V9/X1シリーズ マクロリファレンス』を参照してください。
このページは参考になりましたか?
より良い内容にするため、アンケートにご協力をお願いいたします。