シミュレータを使用します。
シミュレータは、PLC がその場になくても作成した画面の動作確認をすることができます。
シミュレータはパソコン上で動作し、ビットデバイスのON/OFF やワードデバイスのデータを入力することが可能です。
パソコンと本体の接続方法
- シリアル接続
- USB接続(V8/TSシリーズ、V706、V715のみ)
- Ethernet接続 (V8シリーズ/TS2060iのみ)
【手順】
- V-SFTの[転送]→[書込]→[シミュレータを使用する]にチェックを入れて転送します。
*Ver.5の場合[ファイル]→[転送]→[シミュレータを使用する] - V8/TSシリーズは[シミュレータ設定]画面の設定が必要です。
設定方法について、詳しくはこちらを参照してください。
* V7シリーズは設定不要です。手順3に進んでください。 - V-SFTの[転送]→[シミュレータ]をクリックします。
*Ver.5の場合[SIM]アイコンまたは、[表示]→[ビュー]→[シミュレート]をクリック - [シミュレータ]ウィンドウが起動されます。
シミュレータによる通信は、[シミュレータ]を起動した時点で開始されます。
通信中は、[通信]→[開始]のチェック、[通信]アイコンが凹の状態になります。
または
[値]欄をダブルクリックすると、[メモリ書込]ダイアログが表示されます。値の書き込みやON/OFFアイコンをクリックしてビット書き込みも可能です。
動作確認後、PLCと本体を接続する際は、以下の設定を行ってください。 |
- 本体の[シミュレータ設定]画面で、「実機」を選択。(V8/TSシリーズのみ)
または
- V-SFTの[転送]→[書込]→[シミュレータを使用する]のチェックを外して再転送。
うまく通信できない場合
シミュレータの[通信設定]が間違っていると、V/TSシリーズとパソコンは正常に通信しません。
うまく通信しない場合、シミュレータの[通信]→[終了]をクリックし、通信を中断します。[ファイル]→[通信設定]を必ず確認してください。
<シリアル通信の場合>
シミュレータの[ファイル]→[USBで通信する]、[Ethernetで通信する]にチェックが入っていないことを確認した上で、[通信設定]をクリックします。
[通信ポート]のCOM No. を設定します。パソコンのCOM No. と合わせます。
<USB通信の場合>
シミュレータの[ファイル]→[USBで通信する]にチェックを入れてください。
<Ethernet通信の場合>
- 本体の[シミュレータ設定]画面にパソコンのIPアドレスを登録します。
- シミュレータの[ファイル]→[Ethernetで通信する]にチェックが入っていることを確認した上で、[通信設定]をクリックします。
ポートNo. を設定します。
ポートNo. のデフォルトは、8020です。
変更した場合は、本体の[シミュレータ設定]画面もこのポートNo. に合わせます。
本体の設定方法について、詳しくはこちらを参照してください。
このページは参考になりましたか?
より良い内容にするため、アンケートにご協力をお願いいたします。