以下の方法で、ストレージの書込回数を抑えることが可能です。
【TS2060/V8の場合】
バッファリングエリアの一次格納先の保存データ数をできるだけ増やします。
保存データ数を増やすことで、ストレージへの書込回数を抑えることができます。
設定箇所:
[システム設定]→[バッファリングエリア設定] →[データ出力設定]タブ→[一次格納先]→[保存データ数]
ストレージ(二次格納先)への格納タイミング
- 本体RUN → STOP 切替時
- [ストレージ取り出し] スイッチ を押した時
- CFカバーを開いた時(V8)
- 一次格納先が満杯の時
- マクロコマンド[SMPL_SAVE]、[SMPL_CSV]、[SMPL_CSV2]、[SMPLCSV_BAK]、[SMPLCSV_BAK2]、[SMPL_BAK] 実行時
- [一次格納先:SRAM]の場合は、本体の電源投入時
- [機能: リセット] スイッチを押した時
- サンプルコントロールデバイスの[R: リセット] ビットをON した時
【V7シリーズの場合】
キャッシュ機能を使用します。
キャッシュ機能とは、履歴データを一時的にキャッシュメモリ(SRAM/DRAM)に保存し、キャッシュのサイズが一杯になった時点でCFカードに書き込みを行う機能です。
設定箇所:[システム設定]→[CFカード設定]→[□キャッシュを使用する] のチェック
各バッファNo. に対してキャッシュメモリが用意されます。
キャッシュの容量
単位:ワード
[DRAM]の場合 |
[SRAM]の場合 |
256 |
256 |
512 |
512 |
768 |
768 |
1024 |
1024 |
1280 |
1280 |
1536 |
1536 |
1792 |
1792 |
2048 |
2048(内蔵SRAM上限) |
4K |
4K(SRAMカセット使用時) |
|
8K(SRAMカセット使用時) |
|
16K(SRAMカセット使用時) |
CFカードへの格納タイミング
- 指定したキャッシュサイズ満杯時
- バッファリングエリア設定の「サンプル回数」満杯時
- マクロコマンド[SMPL_SAVE]、[SMPL_CSV]、[SMPLCSV_BAK] 実行時
- RUN→STOP切り替え時
- サンプリングモードの[機能: リセット]スイッチを押した時
- サンプルコントロールメモリの[R: リセット]ビットをON した時
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