オーバーラップは、4種類あります。
- ノーマルオーバーラップ
- コールオーバーラップ
- マルチオーバーラップ
- グローバルオーバーラップ
外部指令の場合、それぞれ表示方法が異なります。
【ノーマル/コールオーバーラップの場合】
2通りの方法があります。
<読込エリアを使用する方法>
読込エリア n+1 の表示させたいオーバーラップID No. に該当するビット0~2ビット目をONすることで、オーバーラップが表示されます。
* 読込エリアの確認方法についてはこちら
<制御デバイスを使用する方法>
V-SFT-6の[オーバーラップ]ダイアログで[制御デバイス]にチェックします。
設定した制御デバイスの0ビット目をONすることでオーバーラップが表示されます。
例:ノーマルオーバーラップ
【マルチ/グローバルオーバーラップの場合】
2通りの方法があります。
<読込エリアを使用する方法>
-
V-SFT-6の[オーバーラップ]ダイアログまたは[システム設定]→[グローバル設定]→[グローバルオーバーラップ設定]で「表示方法:制御デバイス」にします。
[情報出力デバイス]をPLCデバイスに設定します。
[表示オーバーラップライブラリNo.デバイス](= 情報出力デバイス n+1)が決まります。
(このデバイスに表示したいオーバーラップライブラリNo.を格納します。)
例:マルチオーバーラップ情報出力デバイスの内容
デバイス
内容
動作
n
現在画面上に表示しているマルチ/グローバル
オーバーラップの「オーバーラップライブラリNo.」 を格納する。
非表示の場合は「-1」が格納される。V/TS→PLC
n+1
表示するオーバーラップライブラリNo.を指定する。
V/TS←PLC
n+2 *
マルチ/グローバルオーバーラップのX座標を指定する。
V/TS←PLC
n+3 *
マルチ/グローバルオーバーラップのY座標を指定する。
V/TS←PLC
* [表示位置の指定をデバイスで行う]のチェック時有効
- 読込エリア n+1 の表示させたいオーバーラップID No. に該当するビットをONすることで、オーバーラップが表示されます。
- マルチオーバーラップ: 読込エリアn+1の0~2ビット目
- グローバルオーバーラップ: 読込エリアn+1の3ビット目
* 読込エリアの確認方法についてはこちら
<制御デバイスを使用する方法>
- V-SFT-6の[オーバーラップ]ダイアログまたは[システム設定]→[グローバル設定]→[グローバルオーバーラップ設定]で「表示方法:制御デバイス」にします。
- [制御デバイス]にチェックします。
- [情報出力デバイス]をPLCデバイスに設定します。
[表示オーバーラップライブラリNo.デバイス](= 情報出力デバイス n+1)が決まります。
(このデバイスに表示したいオーバーラップライブラリNo.を格納します。)
例:マルチオーバーラップ
* 情報出力デバイスの内容については、上記「情報出力デバイスの内容」を参照 - 手順3で設定した[表示オーバーラップライブラリNo.デバイス]に表示するNo.をセットし、制御デバイスの0ビット目をONすることでオーバーラップが表示されます。
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