更新日: 2024年8月26日
富士電機PLC「MICREX-SX」をSXバス接続しているが、
装置起動時にPLCが重故障になり、V10/V9は「通信エラー タイムアウト」になる。
SX側の「構成チェック待ち時間」、「システム縮退立上げ動作定義」を確認してください。
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「構成チェック待ち時間」が短いと、V10/V9シリーズの起動が間に合わず、構成チェックでエラー(重故障)になってしまう場合があります。
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「縮退立上げ」の設定をすると、構成チェックにV10/V9の起動が間に合わなくても「重故障」にならず、通信エラーになりません。
<設定方法>
SXのツールソフト「SX-Programmer Expert(D300win)」の設定方法を例に説明します。「SX-Programmer Standard」でも同様に設定可能です。
構成チェック待ち時間
- システム定義画面で[システムプロパティ]をクリックし、[プロパティ]ボタンをクリックします。
- [システム動作定義]タブの「構成チェック待ち時間」を以下のように設定してください。
V10:20 (s)
V9:30 (s)
システム縮退立上げ動作定義
- [システムプロパティ]ダイアログで[システム縮退立上げ動作定義]タブをクリックします。
- 「縮退立上げ動作モード選択」で「部分縮退立上げあり」、「縮退開始局番」を選択します。
* V10/V9のSX局番が縮退立上げに含まれるように設定してください。
* 構成チェック待ち時間、縮退立上げ動作モードについて詳しくは、SXのマニュアルを
参照してください。
*「SX-Programmer Expert(D300win)」/「SX-Programmer Standard」の
使用方法については、それぞれのマニュアルを参照してください。
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